医療用麻薬について
こんばんはhachiです。
昨日から母の医療用麻薬の量が増えました、なんだかボーッとしているし、一つの動作をすると寝てしまったりご飯の時もお箸やスプーンを持ったまま食べるでもなくボーッとしていたりしています、痛み止めの医療用麻薬の量を増やした事が原因ですね。
医療用麻薬について全く知識がないので調べてみました。
シオノギ製薬さんのHPによると痛みがなく、モルヒネを投与されていない人の脳内では、ドパミンの放出は抑えられていて、モルヒネが投与されることにより、ドパミンが大量に放出され、快感状態になり、これが長く続くと中毒状態になってしまうということでした、また、痛みがあり、モルヒネを投与されていない人の脳内でも、ドパミンの放出は抑えられていますが痛みがあるときは、モルヒネが投与されてもドパミンの放出が抑えられるため、快感・中毒状態にはならないそうです。
こう言ったメカニズムがあったのですね、知らなかったので少し安心しました。
麻薬と聞くとどうしても怖いイメージだったのですが、正しく理解して、適量を処方してもらい、母の痛みを和らげ、少しでも穏やかに過ごせてもらえればいいなぁと思います。
不思議と、麻薬を使っていると母は食事をします、食べる?と聞くと一口だけと言って私が持っていったおかゆや、フルーツを食べてくれます、やはり痛みの苦痛や腹水による圧迫感が無いと食べてみようと思えるのでしょうか。
腹水は相変わらず抜いても溜まってしまっているのできついのだと思います、お腹も足もパンパンなので…
今日母が私がご飯を食べているところを見て、にこーーーって笑ったんです、小さな子供が食事をしているのを見るかのように…なぜかその顔が忘れられなく、涙が出てしまします、覚悟はしているし、いつどうなるかわからないことも理解していますが、きっとあの顔を私はずっと忘れないと思います。