癌の発見から手術まで
こんにちはhachiです。
新型コロナウィルス、感染者の数はきっと政府の発表よりも数倍、数十倍いらっしゃるのでしょう、介護生活の私にはとても脅威です。
きっと私は多分重症化しないのでしょうけど癌治療中の母や高齢の父にとっては死に直結するウィルス、家に持ち込まないよう細心の注意を図っております。
もうすぐ梅の花が咲きます、春が来ますね。
母の癌がわかってその日のうちに入院となったのですが母には黄疸が既に出ており、癌によって胆管が塞がれてしまい胆汁が正しく処理されなくなり、血液に乗って全身に黄疸という症状が出ていたようです、この黄疸が癌の発見に繋がりました、まずは胆管に管を通し黄疸を取り除くことから治療は始まりましたが管がうまく通らず、結局直接内臓に管を入れ胆汁を外に出すということになり、この手術によりトイレ以外はベットで過ごすことになりました。
その後黄疸の回復を待って手術となりました、手術までは入院から2週間程かかりました、本当に幸運だったのはこのステージ4の膵頭十二指腸切除術ができるお医者様が居たことだと思います、手術できるかの本当にギリギリのところだったそうです。癌を切除した後には消化管再生法と言い切除した膵臓、十二指腸、胃などをつなぎ合わせると言う、術後の感染などのリスクも高い、私の県内には母の執刀医の他にはいるかいないかくらいの難しい手術でした、本当に幸運としか言えません。
手術室に入ってから、次母の顔を見るまでには13時間かかりました。
ICUで意識のある母の顔を見たときには涙が溢れました、本当に…。
ICUは、面会時間が決まっているので翌日から朝、晩2回の面会時間に病院に通い少しの時間母の顔を見るだけの日々が1週間続きました、その間もちょっとしたことで命の危険がある為、気の抜けない毎日でした。
1週間後普通病棟に移りましたがまだまだ予断は許しません、食事は摂れないため点滴、感染症の恐れがあるため熱が上がれば血液検査など私も菌を病室に持ち込まないよう、細心の注意を図りながら毎日お昼から夜まで付き添いをしました、看護師さん方にも本当に感謝です。